スズキの親魚(3〜5キロ)
親から卵をとる*
元気のいい、良質な稚魚を育てるには、質の高い卵を得なければいけません。まず、親となる魚を選抜し、特別に栄養バランスを考えたエサを与えます。(いい卵を産んでくれることを願いながら。)そして産卵シーズンに向けて、水温を調整していきます。そして、産卵すると水温、注水を調節した大きい水槽に移し、ふ化させます。マダイの場合3月中旬から産み始めて5月中旬頃まで産み続けます。1シーズンの産卵数は年齢や魚の大きさにもよるが、250〜1000万粒とされています。